短所や欠点を長所に変える方法

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自分の短所や欠点を長所に変えるには



長所と短所の根っこは同じ

 自分の欠点や短所を長所に変えるには、短所や欠点が実は長所と根っこは同じということに気づくのが、いちばんの近道かもしれません。

 ”自分の短所や欠点に悩むときの考え方と対処法”のページでもお話ししていますが、自分の短所や欠点だと思っているものは、実は自分に備わった特定の属性を、はじめから短所や欠点という色めがねで見た、偏ったものの見方や、考え方の結果でしかないと言ったら、あなたはどう思われるでしょうか。

 初めから、自分の性格や癖を欠点という固定観念や先入観で決めつけているといったらどうでしょうか?

 もちろん自分の短所や欠点を言葉の言い回しを変えて、ごまかしてしまおうというのではありません。もし、その短所や欠点だと思っているものが、周囲に迷惑をかけているなら、すぐにでも最大限の注意を払うのは、人として当然のことだと思います。

 けれど、だからといって必要以上に自分を責めることはありません。間違いだとわかったら、その時点で考えを改め、行動を変えればいいのです。では、自分の短所や欠点を長所に変える方法をご紹介しましょう。


自分の短所や欠点を長所に変える方法

 まず紙とペンを用意して、自分の短所や欠点と思えることを思いつくままに書いてみましょう。

 以前の私がそうだったように、自分のことを”いいところなんてひとつもない”と思っている方なら、それこそ10個や20個くらい簡単に思いつくのではないかと思います。

 そして書き出した自分の短所や欠点と思っているものを、ひとつずつ眺めてみましょう。眺めているうちにきっと気づくことがあると思います。

 私が同じように書き出してみたときに感じたのは、欠点だらけだと思っていたのに、ひとつひとつ見ていくと、実は似たような短所や欠点がたくさんあるということでした。

 つまり、表現は違うけれど、結局意味は同じというものがいくつもあるのです。あるいは根っこは同じというものがいくつもあるはずです。そうやって見ていくと、自分の短所や欠点が、実は思ったより少ないということに気づくはずです。

 たとえば、”自分の考えをはっきり言わない”、”人の意見に流される”、”引っ込み思案”、”決断が遅い”、”優柔不断”、”臆病”などなど。

 どれもそれが現れる状況や言い方は違うけれど、根っこは同じですよね。こういった短所や欠点をそれぞれ独立した別々のものと考えているから、自分のことが欠点だらけに思えてくるのです。

 書き出した短所や欠点を眺めながら、こういった根っこが同じに思える欠点や、共通している部分が多い短所をひとくくりにして、グループ化してみましょう。

 きっと最初に比べて、ずいぶん少なくなったのではないかと思います。ひょっとしたら、グループが1個だけになった方もいるかもしれませんね。もちろん、たくさんあっても何も心配はいりません。

 では次に、グループ化した短所や欠点にラベルをつけてみましょう。ラベル名は、そのグループを代表する短所をそのまま使います。先の例でいえば、”優柔不断”とかがわかりやすいかもしれませんね。


 そして、あらためてラベル名を眺めてみましょう。


 眺めているうちに、きっと、ぼんやりとした人物像が浮かんでくると思います。それが、あなたが自分に対して感じている負の自己イメージです。

 あなたは、いつもいつも自分自身のことをそんなふうにに感じているのです。いえ、欠点や短所といった固定観念の色めがねを通して見ている自己イメージと言ったほうがいいかもしれませんね。

 では、このイメージをどうすれば長所に変えることができるのか。その考え方を後半でご紹介しましょう。



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自分の長所を書き出してみる

 では、今度は同じように自分の長所だと思えるところを思いつくだけ書いてみましょう。

 ”書いてみましょう”といわれて、さくさく書ける人はたぶんそんなに多くはないかもしれませんね。

 なぜなら、ふだん自分の欠点や短所ばかり気にしている人にとって、長所は?と聞かれると決まって思考停止に近い状態になってしまうから。だって、私もそうでしたから。

 自分に自信が持てない人は、心の底で自分の長所だと思っていることがあっても、つい”長所なんてひとつもない”と自分に言い聞かせようとしたり、そんなふうに人に言ってしまいがちなものです。

 奥ゆかしいと言うか、長所があっても認めない頑固者というか、そんなところがあるようですね。

 さらには、”能ある鷹は爪を隠す”みたいなもので、自分の長所を自分で言うことは、はしたないとかみっともないとか教えられてきた人なら、自分の長所がすぐに思いつかなくても無理はありません。


 だから、仮にあなたが、長所を1個も書き出せなかったとしても、何も心配はいらないのです。


 では、いくつか書き出した自分の長所を眺めてみましょう。短所のときと同じように根っこは同じと思えるものをグループ化して、ラベルをつけてみてくださいね。


 何度も言いますが、長所の数が少なくても心配はいりません。

 なぜなら、短所のときと同じように、ここで書き出した自分の長所は、”私は短所や欠点だらけ”という固定観念の色めがねを通して見た自分のイメージ、つまり欠点や短所だらけというフィルターを通して自分を見ているのですから、長所が見えなくなっていても当然なのです。


 では、書き出してグループ化した自分の短所と長所を見比べてみてください。そうすれば、短所も長所も根っこは同じと思えるものがきっと見つかるはずです。


 たとえば、先の例で言えば、”自分の考えをはっきり言わない”、”人の意見に流される”、”引っ込み思案”、”決断が遅い”、”優柔不断”、”臆病”という短所。

 これはある人にとって、現時点では確かに短所かもしれません。けれど私には、”自分が自分がとでしゃばらず、人の意見に耳を傾ける心の余裕を持った思慮深さと優しさのある人”というその人の近未来の人物像が浮かんできます。

 近未来の人物像と言ったのは、その人が、今はそれを自分の欠点や短所としか見ていないけれど、あることに気づけば、今すぐにでも変わることができると思うからです。

 その”あること”が何なのか、もうおわかりですね。そう、長所も短所も根っこは同じということ。そして、欠点や短所ばっかりの人なんてどこにもいないということ。本来長所であるべきはずのものが、短所の顔をして前に出てしまっているだけなのです。

 言い換えれば、せっかくの自分の長所を、つまらない思い込みで勝手に短所にしてしまっているということです。

 あなたの長所は、あなたが生まれてから今まで、ずっと変わらずあなたの心の中にあったのです。それをこれからもずっと短所や欠点のままにしておくのは、あまりにも、もったいないと思いませんか。



 私たちひとりひとりに与えられた時間には限りがあります。この一瞬一瞬があなたの大切な命そのものなのです。

 あなたの大切な時間を、大切な未来を無駄にしないでください。

 あなたの未来は、すべてあなたの選択と行動から始まります。何を選び、どう行動するかで人生は確実に変わります。

 それを決めるのは、いつでも、どんなときでも、あなた自身なのです。


 最後まで読んでくださいまして、ほんとうにありがとうございます。あなたの心から望む幸せが、一秒でも早く叶えられますように。

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