物事がうまくいかない、ほんとうの理由と対処法

 ●仕事、恋愛、毎日の暮らし。何が原因なのか、物事が何もかもうまくいかないと思えるときがあります。

 このページでは、そんな、物事がうまくいかないほんとう理由と対処法についてご紹介しています。当サイトのすべてのページは、本文下の総合ページリンクからご覧いただけます。

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 物事がうまくいかない直接の原因は、仕事上のミスや、人間関係のトラブルなど、様々なものがあります。

 けれど、そうしたうまくいかなくなる要因を作っているもののひとつが、誰の心の中にもある「現状維持を望む感情」です。

 この感情のことを心理学では、現状維持バイアスともいいます。


 なにかがうまくいかなくなると、つい自分を責めてしまうことが多いものですが、自分を責める必要など、まったくありません。

 大切なのは、自分を責めることではなく、こうした心の働きを知り、心のバランスを取り戻すこと、自分を信じることです。



物事がうまくいかない、ほんとうの理由と対処法

 今このページをご覧になっているあなたは、どんな人なのでしょう。


 自分の仕事に誇りを持ち、日頃から自分の知識や技能(スキル)を磨くために努力している人。

 今よりも、より高度で責任ある仕事を任されることを望んでいる人。

 将来独立する夢を持ち、自分の力で独自のビジネスを始めたいと思っている人。

 既に自分のビジネスを持っていて、もっと大きくしたいと考えている人。

 誰かの幸せのために心を砕き、毎日をいっしょうけんめい生きている人。


 それとも……。


 今よりもっと自分を向上させたいという気持ちはあるけれど、なかなか思うようにうまくいかない。あるいは何をすればいいのかわからず迷っている人。

 頑張っても、頑張ってもうまくいかない。そんな悩みを抱えながら、それでも毎日をいっしょうけんめい生きている人……。


 もしもあなたが、頑張っても、頑張ってもうまくいかないと感じているのなら、うまくいかないことで自分を責めたり、苦しい思いを抱えているのなら、そこにはもっと別の理由があるということを、どうか心に留めておいてください。


 物事がうまくいかないのは、もっと大きな別の理由があるのです。


相反する二つの感情

 私たち人間は、誰もが「相反するふたつの感情」を持って生きています。

 それは、「もっと幸せになり、成功したい、豊かになりたい」といった向上を望む感情と、「このままでいたい、変わりたくない、変えたくない」という現状維持を望む感情です。この二つの相反する感情は、ちょうどこんな思いとなって現れます。


 「幸せにはなりたいけれど、そのために何かを失うのはいやだ」

 「成功は手に入れたいけど、今以上に大変な思いはしたくない」

 「何かを実現するために、今の静かな毎日が変わってしまうのはいやだ」

 「そうするくらいなら、今のままでもかまわない」


 これは、「幸せや成功や夢の実現と引き換えに失う(と思い込んでいる)ものや、背負わなければならなくなる(と思い込んでいる)もの」を恐れているということです。

 いいかえれば、何かがうまくいくことを望んではいるけれど、そのために起きてくる変化に強いためらいを感じているのです。


  この現状維持を望む感情のことを、心理学では「現状維持バイアス」と言います。

 バイアスというのは、偏りや歪みのことで、偏見や先入観といった意味でも使われる言葉です。

 自分のまだ知らないもの、体験したことのない状況、感じたことのない感覚などを伴う変化に不安を感じ、「このままでいい」と望む心理作用。

 それが私たちみんなが持っている現状維持を望む感情(現状維持バイアス)です。


相反する感情の葛藤

 私たちの心の中では、意識するしないに関わらず、常にこの相反するふたつの感情の葛藤が起きています。そしてそのときにどちらが優勢かで、そのときの状況判断や受け止め方、振る舞いや行動が変わります。

 その結果、物事がうまくいくか、いかなくなるかが変わってくるのです。


 この相反するふたつの感情のうちの「現状維持を望む感情(現状維持バイアス)」が原因となって、物事がうまくいかないという状況が生まれます。

 物事がうまくいくようにするには、自分の心のなかにある変化を望む気持ち(向上を望む感情)と変化を恐れる気持ち(現状維持を望む感情)のバランスを上手にとっていくことが大切なのです。


 たとえば、「今よりも、もっと高い地位に就きたい」と考えているその心のどこかで、「何かあったとき責任をとらなければならない」ことに不安を感じている限り、思い切った決断も責任ある行動も取ることはできません。

 そういう心の状態にある人に、より高い地位が与えられることはありませんし、仮にあったとしても、すぐにその地位を失うことになるでしょう。


 「独立して、もっと自分の力を試してみたい」と思うその心の別のところで、「今の安定した生活を変える」ことにためらいを感じている限り、独立への第一歩を踏み出すことはできません。

 独立への憧れを感じながら、そのための行動をずっと先延ばしにし続けるのです。


 また、「新しい技能や資格を身につけたい」と思いながら、その習得のために「自分の自由な時間を奪われる」ことにためらいを感じている限り、最初の一歩を踏み出すことはできません。

 このように、私たちの心の中では、何かを成し遂げよう、行動を起こそうという前向きな思いと、それをためらわせる現状維持を望む感情とがいつも葛藤を繰り返しているのです。


意欲にブレーキをかける「現状維持を望む感情」

 ”現状維持を望む感情”が強くなると、いくらいっしょうけんめいがんばろうとしても、自分を向上させたいという思いがあっても、あともう一歩を踏み出す勇気が湧いてこなくなったり、思わぬミスをしたりして、物事がうまくいかなくなってしまうということが起こります。


 現状維持を望む感情が、行動しようとする意欲にブレーキをかけ、無意識のうちにうまくいかなくなる原因を作り出しているのです。

 けれど、この”現状維持を望む感情”は、私やあなたの邪魔をしたい訳でも、悪意がある訳でもありません。

 「現状維持を望む感情」にとって、その「現状」があなたにとって良いものなのか、悪いものなのかは重要ではありません。

 それまでの「当たり前」を維持し続けることで、急激な変化に伴うリスクを回避し、あなた自身を守ることがいちばん重要なことなのです。

 変わろうとするあなたを引き止めることで、必死であなたを守ろうとしているのです。


現状維持を望む感情の出にくい人、出やすい人

 現状維持を望む感情が出にくい人と、出やすい人は、ふだんのものの考え方や性格、行動からある程度判断することができます。

 たとえば、変化を望む気持ち(向上を望む感情)をアクセル、変化を恐れる気持ち(現状維持を望む感情)がブレーキとするなら、変化を望む気持ち(向上を望む感情)が強い人は、必要があれば、いつでもアクセル全開にできる人といってもいいでしょう。

 いろんなことに情熱的に取り組み、失敗してもそこから何かを学び取りながら、どんどんその器を大きくしていくタイプの人です。


 いっぽう変化を恐れる気持ち(現状維持を望む感情)の出やすい人は、事あるごとに自分にブレーキをかける傾向のある慎重派といっていいかもしれません。

 「無理をして何かを手に入れるくらいなら、今のままがいい」と考えがちなタイプともいえます。


 このふたつのタイプを比べた場合、一見すると、物事がうまくいきやすいのは、向上を望む感情の強い人のように思えます。

 けれど、生き方はけっしてひとつではありません。

 現状維持の感情の強い人は、物事に慎重であるという優れた特性をもっています。生きるうえで絶対に必要な危機管理意識に優れた人です。

 どちらのタイプにも優劣はありません。

 現状維持の感情を否定するのではなく、その特性を知り、自分の能力として伸ばせるかどうかだけの違いです。それを上手にコントロールできるかどうかだけの違いなのです。


物事がうまくいかないほんとうの理由

 では、物事がうまくいかなくなる理由を、もうすこし詳しくご紹介していきましょう。

 私たちが今まさに直面している現実や抱えている状況は、まぎれもなく私たち自身が過去にしてきたことと、してこなかったことの結果です。

 運が悪かったのでも、偶然でも、他人のせいでもない、自分自身の選択と行動の結果です。

 その選択と行動を左右しているのが、変化を望む気持ち(向上を望む感情)と変化を恐れる気持ち(現状維持を望む感情)の思考パターンとバランスなのです。

 仕事でも、プライベートでも、自分でも気づかない心の奥深いところで、幸せや成功や夢の実現と引き換えに失うものを恐れながら取り組んでいると、無意識のうちに、うまくいかなくなるような選択と行動を取ってしまうのです。

 それは、言ってみれば、アクセルとブレーキを一緒に踏み続けているようなものです。スムーズに止まることも前に進むこともできないわけですから、疲れ果てるばかりで、うまくいかなくなるのも当然ですね。


 では、なぜアクセルとブレーキを一緒に踏み続けるようなことをしてしまうのでしょう?


 それは、いつでも引き返せるようにという防御の姿勢が働いているからです。ある程度のところまでがんばってうまくいかなくなれば、いつでも停止して現状維持の生活に戻ることができるようにするためです。

 たとえば、人ごみの中を車で走るとき、アクセルを踏む力を最小限にして、心はいつもブレーキを踏む体勢になっていますね。できればこんな道は走りたくないんだけど…と思いながら。


 うまくいかなくなる状況もこれと似ています。


 ほんとうは、心のどこかで「やりたくない」「気が進まない」という気持ちがあるから、心がアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような選択と行動を取るようになるのです。こうした感情を抱えたままでは、物事がうまくいかなくなるのも無理はありません。

 心のどこかに、ほんとうは後戻りしたい怖がりなもうひとりの自分がいて、後戻りする姿勢をとりながら、早く後戻りできるように、無意識のうちに、うまくいかなくなる状況を自分で作り出しているのです。

 なぜなら、戻るにもそれなりの言い訳が必要だから。

 もちろん、誰も意識してそれをやっているわけではありません。みんな、がんばっています。

 なんとかして、よい方向へ進みたいと願っています。

 けれど、心の奥で変化を恐れる気持ち(現状維持を望む感情)が強くなりすぎたときに、無意識のうちにそうした選択や行動を取り、結果として物事がうまくいかなくなるような状況を作り出してまうのです。

 これが、物事がうまくいかなくなる、ほんとうの理由です。


 その選択と行動は、単に物事に対してだけでなく、周りの人に対する接し方にも同じように影響を与えます。

 だから、いっしょうけんめいがんばっているにも関わらず、誰の協力も援助も受けられなくなるような状況が現れたりするのです。


 無意識のうちに人を寄せ付けないような言動を繰り返して、自分で自分の周りから人を遠ざけ、結果として人の協力が得られないような状況を作り出しているのです。

 これも、自分でうまくいかなくなる状況を作り出していることのひとつの現れといえます。


 では、いままでうまくいっていたことが、ある頃からうまくいかなくなるのは、どうしてでしょう。

 もし、現状維持を望む感情が働いているのであれば、うまくいっている現状を維持しようとするわけですから、うまくいかなくなるはずはないようにも思えます。

 ところが、こうした条件下でも、現状維持を望む感情がうまくいかなくなる原因になっているのです。このまま引き続き、後半をご覧ください。


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順調だったことが、ある日を境にうまくいかなくなる理由

 現状維持を望む感情が、新しい行動によって引き起こされる変化を避けるために、その人の意欲や行動にブレーキをかけ、思わぬミスを誘発させてうまくいかなくなるということは、ここまでのお話でお分かりいただけたと思います。

 けれど、何か新しいことを始めようとしてうまくいかなくなるのであれば、現状維持を望む感情が邪魔してそうなったというのも理解しやすいと思いますが、現実には、それまでうまくいっていたことが、いつのまにかうまくいかなくなる、ということもあります。


 実は、この場合も、現状維持を望む感情が変化を恐れて、意欲や行動を抑制していると考えることができます。


 たとえば、ここに仕事で順調に成果を挙げていた人がいたとします。


 ふつうに考えれば、それまでどおり順調に仕事をこなすことがこの人にとっての現状維持のように思えます。だから、この人が、うまくいかなくなることがあるとすれば、それは現状維持を望む感情以外の何かが原因なのではと考えることもできなくはありません。

 けれど、そのまま順調に仕事をこなすことで、会社の評価が上がり、大きな仕事を任される、あるいは昇進といった状況の変化が近い未来に予測できる場合、それまでどおり問題なく仕事をこなすことが、大きな変化をもたらす要因になります。


 この大きな変化に、現状維持を望む感情が恐れを感じて「待った!」をかける場合があるのです。とくに、新しい仕事を任されることや、昇進をその人が心の奥で好ましくない変化であると感じている場合がそうです。


 本来、大きな仕事を任される、あるいは昇進するといったことは当人にとって名誉なことですし、喜ぶべきことです。けれど、もしもその人が、仕事にはまじめだけれど自分の時間をとても重要視している人だった場合、大きな仕事を任されることや昇進は、その時間を奪われ、新たな束縛が加わるだけの「好ましくない変化」でしかありません。


 つまり昇進や出世にはほとんど興味がない人、あるいはそれによって自分の時間がなくなることや、必要以上の束縛を好まない人にとっては、昇進しない現状のほうが好ましいわけです。


 ところが、これは仕事ですから、自分の時間が奪われるからといって、それだけを理由に拒否したりすることはできません。とくに気まじめな人ほど、そうした感情を不謹慎だとして、外には出さず抑え込もうとするものです。

 だからその人は、その感情を胸の奥にしまったまま仕事に向き合うことになります。内心複雑な思いを抱えたまま仕事をすることになるわけです。


 こういった状況では、束縛を好まない人が、さらに束縛される未来のために仕事をがんばらなければならないという矛盾が生じます。自由な時間を大切にしている人が、その時間を失うために仕事をしていることになります。


 しかも、そうした感情を押し殺して仕事を続けることも大きな変化です。そうした状況で現状維持を望む感情が強くなれば、仕事への意欲を失ったり、つまらない判断ミスが続いたり、職場の人間関係がこじれたりといった状況が生まれ、何もかもがうまくいかなくなるということが起こります。


 なぜなら、ミスをして評価が下がれば、新たな束縛や、自分の時間を失う可能性を避けることができるから。

 職場の人間関係を良好に保てない人に、大きな仕事を任されることもありませんし。まさに、現状維持を望む感情の思うツボです。


 もちろん、場合によっては自分の時間を失うのを避けるどころか、仕事を失う可能性さえ出てくるでしょう。けれど、現状維持を望む感情にとって、結果がその人にとって幸せかそうでないかは問題ではありません。

 現状維持を望む感情は、どちらかと言えば、ちいいさな子供の感情的な反応ようなものと考えるとわかりやすいかもしれませんね。とにかく経験したことのないことや、不安を伴う変化を嫌うのです。


 いずれにしても、こうした心理的背景がもととなって、仕事への意欲が薄れ、仕事の質が低下したり思わぬミスが続いたりといったことが起こります。その結果、「なにをやってもうまくいかない」といった状況が表面化するのです。

 もちろん、言うまでもないことですが、その人自身が意識してそうしているわけではありません。だから、その人自身にとっても、どうしてうまくいかなくなったのかわからなくて、落ち込んだり悩んだりといったことになります。


 これが、現状維持を望む感情(現状維持バイアス)という面から見た、うまくいっていた物事がうまくいかなくなる理由です。


現状維持バイアスの見分け方と対処法

 これまでご紹介してきたように、現状維持を望む感情(現状維持バイアス)は、誰の心の中にもあるものです。そして、それは私たちを大きなリスクから守るための心の防御システムともいえますから、完全に無くしてしまうことはできません。

 けれど、ある特徴的な思考や行動から、それが強く働いているかどうかを見極めることができます。そうした特徴から、冷静に自分の判断や行動を見直すことで、うまくいかない状況を突破することができますので、参考にしてみてください。

 現状維持バイアスが強い状態の見分け方

 1.意欲が湧かない

 現状維持バイアスが強くかかった状態になると、行動に対する意欲が湧かなくなります。行動しないことによって、状況を変化させないようにしているのです。

 単に「やりたくない」だけでなく、やらないことが正しい選択なのだと、自分自身本気でそう感じています。だから様々な理由を挙げて、やらないことの正当性を主張したくなります。けれど、後から冷静に考えたときに、「そうするべきではなかった」という後悔がつきまといます。


 2.反射的に人の意見に反対する

 現状維持バイアスが強くかかると、人の建設的な意見に対して「反対意見を言いたくなる」傾向が強まります。人の意見に対して慎重さを求めることは間違いではありませんが、とにかく阻止することが目的ですから、相手の主張を受け入れる気が全く無いのが、現状維持バイアスの特徴です。

 そこには、その意見に従うことで何かを失うことを恐れる損失回避の感情が根底にあります。その失うものは、物だけでなく時間や静かな生活といった、その人にしか価値の無いものも含まれます。

 これが続くと人間関係が壊れます。反射的に反対する気持ちが沸き起こることが多いようなら、要注意です。


 3.「だって…」「でも…」「しかし…」が多い

 いわば口癖のようなものですが、「だって…」「でも…」「しかし…」の後に続く言葉に否定的な意見が多いようなら、現状維持バイアスが強いかもしれません。これも、無意識のうちに人を遠ざけてしまいます。


 現状維持バイアスが強くなっているときの特徴的な思考パターンや行動は他にもたくさんありますが、「そのときはそうすることがいちばん正しいと思えた」のに、後になって冷静に考えると「そうするべきではなかった」という後悔がつきまとうことがいちばんの特徴です。

 これが繰り返されることで、本人がいくらうまくいくようにと望んでいても、物事がうまくいかなくなっていきます。


 現状維持バイアスに気づいたときの対処法

 自分の現状維持バイアスが強いことに気づかずにいると、そのときの自分は正しく考え、正しく判断し行動しているつもりでも、無意識のうちに「物事をうまくいかなくする」判断や行動を取り続けることになります。

 その結果、人間関係が壊れ、仕事でもプライベートでもミスが多くなり、まるで歯車が狂ったように何もかもがうまくいかなくなるということが起こります。

 ですから、もしも自分がそういう状態にあるかもしれないと思えるようなら、「自分のその判断は最終的に何を目指したものなのか、自分のその行動の結果、何が起きるのか、自分自身だけでなく周りの人をどんなふうに巻き込むのか」について、冷静に考えてみることを試してみてください。


心のバランスを取り戻すこと・自分を信じること


 物事がうまくいかない直接の原因は、仕事上のミスや、人間関係のトラブルなど様々なものがあります。

 けれど、そうしたうまくいかなくなる要因を作っているもののひとつが、誰の心の中にもある現状維持を望む感情(現状維持バイアス)です。


 何かがうまくいかないからといって自分を責める必要など、まったくありません。

 大切なのは、自分を責めることではなく、こうした心の働きを知り、心のバランスを取り戻すこと、自分を信じることです。

 そうすれば、物事は自然にうまくいくようになっていきます。


 もしも、物事がうまくいかないと感じているようなら、自分の心の中にこうした向上を望む感情と現状維持を望む感情の葛藤があることに目を向けてみてください。

 そして、意識して向上をためらわせるマイナスの感情、現状維持を望む感情をコントロールする方法を学び、少しずつ試してみてください。

 いっぺんにやろうとすると、また現状維持を望む感情が反応しますので、くれぐれも少しずつでいいということを忘れないでくださいね。



 私たちひとりひとりに与えられた時間には限りがあります。この一瞬一瞬があなたの大切な命そのものなのです。あなたの大切な時間を、大切な未来を無駄にしないでください。


 あなたの未来は、すべてあなたの選択と行動から始まります。

 何を選び、どう行動するかで人生は確実に変わります。それを決めるのは、いつでも、どんなときでも、あなた自身なのです。


 最後まで読んでくださいまして、ほんとうにありがとうございます。あなたの心から望む幸せが、一秒でも早く叶えられますように。

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